儲かる研究続々の京都大学!?

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がっちりマンデー、今日は京都大学。理系のノーベル賞日本人受章者は京都大学が一番多く、京都大学5人 湯川秀樹 朝永振一郎 福井謙一 利根川進 野依良治で、東大4人、名大2人なんだとか。

工学研究科 材料化学専攻 平尾一之教授 フェムト秒レーザー

2012年紫綬褒章受賞した教授で、レーザー加工の第一人者らしい。レーザーとは光を集めて一方向へ照射したもの。


工学研究科 材料化学専攻 三浦研究室にはフェムト秒レーザーがあるそうな。
普通のレーザーは連続的に光を放射する。
フェムト秒レーザーはエネルギーをため込み一瞬だけ発射。
この一瞬の長さが1フェムト秒0.000000000000001秒(0の数は自信ない。)1000兆分の1秒。
レーザーカッターなどに使える。
普通のレーザーだと切り口がレーザー熱で焦げるがフェムト秒レーザーだと一瞬&パワフルなので切り口がキレイらしい。
アメリカではレーシックなどにも使われているらしい。
ガラスの内部にも自由に絵がかけるらしい。


共同研究している三浦先生は、光メモリというものも開発。
縦横2cmx2cm厚さ2mmのガラスに250GBもの記憶容量。
石英ガラスの内部に使われていて、3億年の耐久年数があるんだとか。

学術情報メディアセンター美濃導彦教授

変身カメラ カメラに映った人を瞬時にCGに置き換える。
1.人の姿を判別、2.背景の画で人を塗りつぶす、3.人の場所にCGをのせる。
研究テーマは防犯カメラの有効活用だそうな。

京大ベンチャーズ ロボ・ガレージ 代表取締役 高橋智隆社長

京都大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーというのがあって、起業したい学生・教員・OBに場所の提供・アドバイスをしてくれる。そのうちの一つ。ロボ・ガレージ。

高橋さんは、ロボット開発の天才らしい。
乾電池の実証実験でつかったロボットをつくった人らしい。
2004年製作したCHROINOはアメリカのTIME誌で最もクールなロボットとして称賛されたらしい。
ロボットの設計から製造まで全部ひとりでやっているらしい。設計図はなくてスケッチを描いてそれを元につくっているらしい。


膝を伸ばした二足歩行がきっかけらしい。
従来の二足歩行は軸足を曲げて踏み出す足を届かせていた。そのため最初から膝を曲げた歩き方。
高橋さんの二足歩行は股関節の軸は外側・足首の軸は内側。これにより左右の重心移動で踏み出す足が地面に届くようになったとか。


生存圏研究所 生物機能材料分野 矢野浩之教授 セルロースナノファイバー

軽くて頑丈な物質。鋼鉄の7〜8倍の強度。
セルロースナノファイバーは大きさは4~10ナノメートル
0.5%濃度のパルプから作るそうな。パルプは樹脂などを取り除いたもの。
熱にもつよい。しかも透明にもなるらしい。
いろいろな活用方法があり実用化が期待されるところですな。