新企画 黄綬褒章
がっちりマンデー!新企画 黄綬褒章(おうじゅほうしょう)。褒章とは毎年春と秋に天皇陛下から授かるお褒めのメダルで全部で6色あるらしい。つーか、紫綬褒章とかよく聞いてたけど、どれも一緒かと思ってた(綬褒章の部分で判断してた^^;)。
- 黄綬褒章 長い間お仕事をがんばってその業界のお手本になっている人
- 紅綬褒章 みんなの命を救うためにがんばった人
- 紫綬褒章 学問や芸術をがんばった人
- 緑綬褒章 自ら進んで社会の奉仕活動に従事した人
- 藍綬褒章 公衆の利益に興した人、公共の事務に尽力した人
- 紺綬褒章 公益のために私財を寄付した人
だそうな。まぁ、どれも自分がもらうことはなさそうだなぁ。しかし、どうやって発掘するんだろうって思う。まぁ業界のお手本になっているんだから、それなりに名は広まるんだろうけど、ミシンの縫い付けとかって、誰かが言わないと知れ渡らない気がしますけどね。
(右用) 麺切り包丁 黄綬褒章受賞・名工 藤下新次作 鍛造 33センチ 虎鉄 紐巻 【蕎麦打ち道具】
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2011年春 有村則夫さん62歳
鹿児島県日置市。故障した車のボディを直す板金技術で受章。
有村さんのすごさは、鉄板の硬さの違いを見抜くこと車は硬さの違う鉄板が10種類以上も使われていて、判別が難しいらしい。サンダーという機械で、表面を削って、火花で判断するらしい。こういうのって機械で判断できそうなものですが、受章されているところをみると、やっぱり難しいんでしょうね。
あの火花で見分ける検証してましたけど、あれで見分けるのはすごいですね。たしかに素人には全く区別できません。
2011年春 加藤孝義さん62歳
岐阜県瑞穂市 株式会社岐孝園。サボテンの国内シェア8割の会社。世界でも珍しい田んぼの土で栽培で受章。
300種類500万本以上を田んぼでつくっているらしい。普通土だと水はけが悪くて根が腐って育たないサボテンが、田んぼの土で育てるとめちゃくちゃ育つことを発見。田んぼの水はけの良さと濃尾平野の土が粒が大きくばらばらな粘土質が適しているらしく、3倍の早さで育つらしい。
直径1mの金鯱というサボテンも育てているらしい。めざすはサボテン王国だそうな。
2011年 秋 吉良美子さん 65歳
鳥取県米子市 尾崎商事株式会社 米子工場。シャツを作る技術で受章。
カンコー学生服を作っている工場で、米子工場はカッターシャツ専門で毎日1500着を生産しているらしい。吉良さんはミシンの扱いがスペシャリストで普通の人の2倍の早さでやるらしい。けど、きっと給料は2倍ではないんでしょうね^^;
ちなみに、伝達式で黒のドレスが着たかったらしいが、ドレスの規定がブルーかホワイトって決まっているらしい。
2012年 春 森太郎さん 65歳
東京都新宿区 スガ試験機株式会社。いろんな天気や自然現象を再現する機械をつくって受章。
何十年もかかる物の劣化を短時間で確認する機械を開発。本物の結晶を持った雪、自然界とまったく同じ雪をつくる機械 耐候降雪試験装置を作り、雪が降る現象を世界で初めて再現した人だそうな。
この会社は8人も褒章受章者がいる会社らしい。