ただより高いモノはない
久々に出張で、移動中に本を読むことができたので、数ヶ月前に買った本を読むことに。「FREE経済学入門」。
本当は、先に本書でも元になっている「フリー」を読もうと思っていたのだが、分厚かったので^^;
フリーのほうを読んでいないので、比較とかで感想は書けないが、なぜ、モノが無料で提供できるのかということを中心に、そこに潜む権力者の思惑だったりなんだりが書かれている。
なぜ、Gmailはただなのか、Skypeはただなのか、信用しきってもいいのか。よく議論されることではありますけど、ほんとうのところどうなのか、私も気になるところではあります。
そして、アメリカの電力の消費量増加は、Googleのサーバーの電力消費量の増加に等しいとかということも^^;(かなりの誇張ですが)
もしかして、著者はGoogleが嫌い?
ちなみに、自分もソフトウェア会社に勤めているが、なかなか作ったら、あとは売るだけって感じにはなりにくい分野だし、以前仕事をしていた会社も、「一回作ってしまえば、あとは売るだけ」っていうことで社員に説いていたものの、実際には、客も事情を知っているので、値引き要求してくるし、個別のカスタマイズというような感じで、そういうふうなことにはなりにくかったなぁ。
フリー経済学入門 【知らないではすまされない! 世界を支配する「フリーミアム」の解説書】
- 作者: 苫米地英人
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2010/03/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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